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FeloCaポートとメモリーカードリーダーライターを復旧する [PC]

翌日、残りのアプリと、ドライバを復旧する。
ハイライトは、ドライバだ。まずはFeliCaポート。しかし、これはあっけないほど簡単に動いた。使っているハードにそれほど違いがあるとは思えないので、FeliCaのサイトからNFCネットインストーラをダウンロードしてインストール。その他の関連アプリもインストールしたら、稼働した。
http://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/netinstaller.html

そうすると残りはSDカードのカードリーダーライターだ。そこでSDカードリーダーライターのベンダーIDを調べると、Ricoh製と判明。ついでにメモリースティック用カードリーダーライターを調べると、こちらもRicoh製。ドライバがないか探したところ、ソニーのアンオフィシャルアップデートプログラムに掲載されているのを見つけた。ソニー以外では、レノボと東芝もRicoh製カードリーダーライターを搭載した機種があり、ドライバが公開されていた。
http://www.sony.jp/support/vaio/download/unofficial/64/index.html
上記サイトからRicoh製カードリーダーライターのドライバをすべてダウンロードし、すべてを読み込ませてみたところ、SDではEP0000159128、EP0000162229、MSではEP0000139783、EP0000155763、EP0000157110などが適合し、SDカードリーダーライターとメモリースティックリーダーライターが復活。
ついでにALPSのタッチパッドもインストールしたら動いて、ほぼすべてのハードが購入時と同じように動いているのではないかと思う。唯一動いていないのはマルチメディアコントローラだが、これはもともと使っていなかったし、使う気もないので、おそらくこのままにしてしまうだろう。
driver.JPG

ドライバの復旧はほぼできたと思われるので、クリーンインストールがいつでも行えるようになった。このVaioはまだあと数年、7のサポートが完全終了する2020年1月まで動かすことができそうな気がしてきた。速度の問題などもあるので、メインマシンとしては1~2年のうちに退役する可能性が高いが、サブマシンとして支障なく使えるのではなかろうか。
今回はクリーンインストールに二日間、のべ24時間近くを要したが、手順と必要ファイルなどが収集できているので、次回からはそれほど時間はかからないだろう。
7年もののVaioが元気で復活してくれたのは、うれしい。ハードの故障なく、動き続けてくれることを願う。

7年目に入ったこのマシンを再生する-その4 [PC]

マシンはまたきれいな状態で起動した。再度確認すると、インストールできないドライバは以下のハードだ。
①地上波デジタルチューナとAVコントローラー
②FeliCaポート
③メモリースティックカードリーダーライター
④SDカードメモリースティック用カードリーダーライター
このうち、①は使うことはないので無視。②はすぐに使うこともないのでしばらく保留。いざとなったら別にUSBのFelicaリーダーを持っているのでそれでよい。③も使うことはない。
なくて困るのは、④のSDカードリーダーライターだ。
だがここでSDカード差し込んでみると、認識する。SDカード用の汎用ドライバで、読み書きできるのだ。つまり、SDカードリーダーライターは認識されなくても、SDカードはストレージとして認識されることがわかった。カードリーダーライターを使えば、抜くときにドライバの停止は必要ないが、SDカードを直接読み込んだときには、USBメモリーのようにドライバを停止しなければならず、一手間はかかる。しかし、読み書きに支障はない。
ここでドライバは実用レベルまでは回復したと判断していったんやめて、その他のアプリケーションのインストールにとりかかった。OfficeやATOKなどのジャストアプリ、エディタやFirefoxなど、使うことの多いアプリからインストール。作業開始から16時間後、マシンは約9割の復旧状況となった。
ここで日常の作業には問題なくなったので、寝る…。

7年目に入ったこのマシンを再生する-その3 [PC]

このサプリメントディスク、全部をインストールするのに2時間半程度を要して、OSより時間がかかる。インストールを実行させると、適合するドライバとアプリケーションを選択し、圧縮したCD収納ファイルからインストールする。Windows95や98時代のPCには、ドライバディスクやアプリケーションディスクが付属していたが、それぞれが独立していて圧縮もされておらず、処理がしやすかった。せめて中身をハード別に収納しておいてくれればわかりやすいのだが、サプリメントディスクはそのようにはなっていない。
それと致命的なことに、ドライバ以外にもアプリケーションが強制的に入ってしまうのだ。ユーザーがどれをインストールするかは選べない。中でもマカフィーのセキュリティソフトが入れられてしまったのには閉口した。ただ入るだけならよいのだが、7年前のセキュリティソフトなど、現在はサポートもされていないし、仕様もまるで違う。メーカーの独自仕様であるVaioUpdateも入ってしまった。どちらもまったく使う気はなく、インストール後は削除するつもりでいた。
これらのソフトが原因かは断定はできない。だが、サプリメントディスクが長時間かけてインストール完了したとき、マシンの動作がおかしくなった。中でもWindowsUpdate機能が使えなくなっていたのには驚いた。しばらく回復を試みたが、何にしてもサプリメントディスクが原因であることは間違いない。ドライバは入ったが、「汚いOS」になってしまったら、意味がないじゃんか!
せっかくOSをクリーンインストールしてさっぱりと動くようになったのに、サプリメントディスクでまたシステムを壊してしまったのだ…。しばし悩んだ。だが、きちんと動かなければクリーンインストールした意味がない。そこで思い出したことがあった。6年前の7アップグレードの際に、サプリメントディスクがうまく動かず、「サプリメントディスクは使えない」と思ったのだ。安直にサプリメントディスクを使用した自分を呪った。
ここで私は再度OSをクリーンインストールすることを決断した。OSインストールからサプリメントディスクのインストール完了まで4時間以上。これを捨てることにした。OSのインストールだけなら1時間強。しかも手入らずだ。ここまででデータバック作業から始まった再生作業は8時間かかっていたが、躊躇なくクリーンインストールを再実行した。

7年目に入ったこのマシンを再生する-その2 [PC]

このPCは購入時はVISTAだったが、VISTAのメディアは付属していない。ハードディスクのリカバリー領域から復旧する。ところが、Windows7アップグレード対象品なので、アップグレード用メディアを3000円で購入したため、7用の復旧メディアが手元にあった。
また、バンドルされたOfiice2007Personalのメディアも付属していた。この2つがあったのはクリーンインストールには幸いだった。
Cの領域は全部消えるので、MyDocumentやDesktopなど、データをすべてDと外部ハードディスクに二重にバックアップする。OSのクリーンインストールはVaioでは経験がなく、どの程度のドライバがカバーされるのかはわからない。まあしかし、基本的な動作はするだろうと推測した。
マシンはいちおう動いているので、7のメディアを実行して「新規インストール」を選択。クリーンインストールじたいは1時間半程度で完了する。マシンを確認すると、いくつかの特殊なハードを除いてドライバは動いており、基本的な操作には支障がないようだ。
ドライバが動いていないのは、
①地上波デジタルチューナとAVコントローラー
②FeliCaポート
③メモリースティックカードリーダーライター
④SDカードメモリースティック用カードリーダーライター
と思われる。
Vaioには「サプリメントディスク」なるCDが3枚添付されていた。購入時からあったのか、7のアップグレードに着いてきたのかはっきりしないが、ドライバと一部を除くアプリケーションがインストールされるというメディアだ。
ここで私は大きな間違いを犯してしまう。このサプリメントディスクを使ったのだが、これを使用してはいけなかったのだ。

7年目に入ったこのマシンを再生する-その1 [PC]

今使っているこのマシン、2009年に購入したWindows VISTA最終モデルの「Vaio VGN-FW73JGB」だ。メーカーのWindows7アップデート対象で、3000円を支払って7のアップデート用メディアを購入し、7にアップしてある。デュアルコア2.63GHz/P8700の低速マシンだが、満6年以上が経過するとシステムファイルの損傷が大きくなって、いろいろと動きがおかしくなってきていた。
PCは使っているうちにシステムファイルが壊れてくる。3~4年でOSをクリーンインストールすれば長く使えるんだろうけれど、めんどくさくてなかなかできない。とくにメーカー製PCはドライバの関係が煩わしくて、ついついそのままにしてしまう。
このマシンにもOSクリーンインストールする機会はあった。昨年2014年4月に、CrystalDiskInfoがセクタ異常を警告したのだ。ハードディスクが完全クラッシュする前に、新しいのを購入して換装した。このとき、まだ旧ハードディスクは動いていたし、忙しくて時間がないので、CD起動のバックアップソフトで外部ハードディスクにボリュームごとコピーしてそれをそのまま新ハードディスクに戻したのだ。
OSは痛んでいたものの、まあ動いたのでそのまま使っていた。
そして今年8月はじめ。Windows10をインストールした。10は問題なく動いた。
そのまま使っていようかと思ったが、速度やアプリの安定度でメリットを感じなかったので7に戻すことにした。しかし、7に戻せなくなって、復旧動作が完了しなくなってしまった。7にも10にもできず、マシンは膠着状態で使用不能になった。
そこでやむを得ず、昨年4月に取り替えた旧ハードディスクを再度取り付けて外部ハードディスクにバップアップし、また新ハードディスクに交換してレストアを試みた。昨年4月まで使っていたWinodws7には復旧してマシンは起動したものの、すでにセクタの劣化が進んでいた旧ハードディスクから移したWindows7はぼろぼろの状態で、アプリケーションは使えるものの、WinodwsUpdateができない、ファイル保存日付がでたらめ、など、そのまま使い続けるのは不可能と判断せざるをえなかった。
蛇足だけれど、前述の10へのアップから7への復旧作業は、まるまる一日を費やした。げんなりした。

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