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7年目に入ったこのマシンを再生する-その3 [PC]

このサプリメントディスク、全部をインストールするのに2時間半程度を要して、OSより時間がかかる。インストールを実行させると、適合するドライバとアプリケーションを選択し、圧縮したCD収納ファイルからインストールする。Windows95や98時代のPCには、ドライバディスクやアプリケーションディスクが付属していたが、それぞれが独立していて圧縮もされておらず、処理がしやすかった。せめて中身をハード別に収納しておいてくれればわかりやすいのだが、サプリメントディスクはそのようにはなっていない。
それと致命的なことに、ドライバ以外にもアプリケーションが強制的に入ってしまうのだ。ユーザーがどれをインストールするかは選べない。中でもマカフィーのセキュリティソフトが入れられてしまったのには閉口した。ただ入るだけならよいのだが、7年前のセキュリティソフトなど、現在はサポートもされていないし、仕様もまるで違う。メーカーの独自仕様であるVaioUpdateも入ってしまった。どちらもまったく使う気はなく、インストール後は削除するつもりでいた。
これらのソフトが原因かは断定はできない。だが、サプリメントディスクが長時間かけてインストール完了したとき、マシンの動作がおかしくなった。中でもWindowsUpdate機能が使えなくなっていたのには驚いた。しばらく回復を試みたが、何にしてもサプリメントディスクが原因であることは間違いない。ドライバは入ったが、「汚いOS」になってしまったら、意味がないじゃんか!
せっかくOSをクリーンインストールしてさっぱりと動くようになったのに、サプリメントディスクでまたシステムを壊してしまったのだ…。しばし悩んだ。だが、きちんと動かなければクリーンインストールした意味がない。そこで思い出したことがあった。6年前の7アップグレードの際に、サプリメントディスクがうまく動かず、「サプリメントディスクは使えない」と思ったのだ。安直にサプリメントディスクを使用した自分を呪った。
ここで私は再度OSをクリーンインストールすることを決断した。OSインストールからサプリメントディスクのインストール完了まで4時間以上。これを捨てることにした。OSのインストールだけなら1時間強。しかも手入らずだ。ここまででデータバック作業から始まった再生作業は8時間かかっていたが、躊躇なくクリーンインストールを再実行した。
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