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Xperiaのいたわり充電は学習機能の幅が狭すぎて結局使われなくなった [その他]

 Xperiaの「いたわり充電」機能は、現在は使われていない。OFFにしている。その原因は、動作の不確実な点にある。おそらくは充電開始時刻が10分程度ずれているせいなのだろう、「いたわり充電」にならない日が1週間で2日ほどあるのだ。まったく同じ時刻に充電を開始しても、「いたわり充電」にならないときもあった。
 「いたわり充電」に関しては、動作の詳細な基準が明らかにされていない。どのようなリファレンスで作動するのかが、わからない。例えば、うっかり充電開始時刻を過ぎてしまって30分ほどたってから充電を開始したら、100%いたわり充電にはならない。あまりに動作基準が厳しいのだ。つまり、「学習基準」に、ファジーな部分がほとんどないのである。

 はっきり言って、「いたわり充電」の学習機能は、頭が悪すぎるのだ。おそらくは終了時刻の微妙なずれも関係しているのかとは思うのだが、「いたわり充電」になる基準値が狭すぎると感じる。この頭の悪さのために、メーカーは「いたわり充電」学習機能の詳細を明らかにできないのではないかとすら思ってしまう。
 「いたわり充電」にするために毎日同じ時刻に充電開始することと終了時刻を合わせることに汲々としなければならない。翻ってよく考えてみれば、毎日電源OFF-ONタイマーを使って充電終了時刻を揃えているわけだ。ならば、「いたわり充電」OFFにして2時間強で充電が終了するようにすれば、「いたわり充電」よりも簡単に満充電時間を減らせることになる。何もわざわざ「いたわり充電」機能を使う必要はない、と遅まきながら気づいたのだ。

急速充電3時間ストップ.jpg


 このようなタイマーを使わずとも、満充電時間の減少ができるのが「いたわり充電」のメリットだったはず。その学習のために電源OFF-ONタイマーを使うというのは、ある意味で本末転倒だったような気がする。むしろ、満充電時間を「いたわり充電」よりも短く設定できる電源OFF-ONタイマーの方が、電池寿命を延ばすという点では理にかなっている。
 こうして、「いたわり充電」機能はOFFになった。今は毎日充電から2時間で充電ストップするようにしている。これで充電は100%になる。「いたわり充電」の設定がどう行われているのかを探る意味では今回のタイマー使用は意味はあったのかとは思う。しかし、結果は「大山鳴動して鼠一匹」、結局は「いたわり充電」機能を見限ることになった。結論から言おう。「いたわり充電」機能は使えない。毎日定時に寝て、定時に起きる人しか、使えない。しかし、そんな人はおそらくかなり希ではないか。少なくとも私の環境では使えない。というか、電源タイマーがあれば「いたわり充電」以上の機能を発揮できる。今後は外泊時などでも、極力電源タイマーを持ち歩くことになるだろう。そういうことに気づかせてくれた意味は、「いたわり充電」にはあったかもしれない。
 ナショナルの電源タイマーが、40年以上にわたり基本デザインを変えずに販売されていることについて、少数ながら驚いたという意見をいただいた。私も今回の件でこの古い電源タイマーを再使用するまで、現行商品であることは知らなかった。こんなことを気づかせてくれたのも、「いたわり充電」のおかげといえるのかもしれない。
 
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