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ブラザーDCP-J582Nを7680円で購入したら10時間後に価格が3割アップした [その他]

 2010年2月に購入したプリンタEPSON EP-802Aが1/9夕方に不調となった。「給紙カセットの異常」を表示して印刷ができなくなったのだ。2~3時間かけて回復を試みたものの、この表示は消えない。センサーか内部CPUの老朽化と判断した。プリンタの耐久性はせいぜい数年で、確実な消耗品だ。購入から満9年。よく持った方だと思う。EP-802Aは印刷とコピー作業から退役させ、(あまり使わないだろうけど)スキャン操作のみで使うことにした。……しかし、たぶん数ヶ月で普通ゴミとして処分することになるだろうけれど。

 さして使う頻度は高くないけれど、プリンタとコピーが使えないのは、極めて不便である。代替機を早急に手配することにした。EPSONプリンタが不調となったときには、次はブラザーと決めていた。ハード代が安いのはもちろん、インクが安価でランニングコストが安いためだ。

 購入するモデルは一番安いDCP-J582N にした。その理由は、
①そもそもプリンタやコピーの頻度は少ない。
②写真印刷はまったくしない。
③光学メディアに印刷もしない。
④年賀状印刷もしない。
⑤SDカードからの印刷もまったくしない。
⑥印刷速度も求めない。印刷品質もそこそこでよい。
 といったところにあった。DCP-J582NはA4インクジェット複合機 (無線LAN/手差しトレイ/両面印刷) というスペックを持つ。

 1/10の未明に、dショッピングサイトを通してコジマに発注した。7680円だった。価格COMを見ると、この「7680円」が最低価格だった。このdショッピングサイトを使ったのは、ポイントがたくさん付くうえ、現在の期間限定dポイントが使えるメリットがあったためだ。翌日配送という利便性もあった。

 1/10の夜。配送記録を見ようと、dショッピングサイトの購入履歴を見て驚いた。DCP-J582N の価格が、1万480円になっていた。約3000円のアップである。驚いて価格COMを見ると、Amazonやその他のサイトでは約2000円高の9680円となっていた。一夜にして、その他の全通販サイトで価格がアップしていたのだ。

 何かが起きていると思った。メーカーが仕切り値を上げたのだろう。ブラザー直販サイトではDCP-J582N は1万8150円となっており、7680円ではあまりに価格差がありすぎる。そこでメーカーは2000円程度の価格アップを志向したのではないか。年賀状シーズンが過ぎてから価格がアップするというのは少し腑に落ちないところがあるが、確かにこの性能で7680円はあまりに安いとは思う。インクカートリッジがAmazonでは3754円で販売されていて、仮にインクカートリッジ代をプリンタ本体から差し引くと本体価格は4000円程度ということになる。この機能と性能でこの価格は、確かに破格ではある。

https://direct.brother.co.jp/catalog/category/30101/8CH4N100147/

 7680円で購入できたのは、まさに滑り込みセーフだったということなのか。わずか10時間後に3割も価格がアップして、なんだかとてもお得な買い物をしたような気分になった。もちろん、購入申込の際の価格で契約確定しているので、その後すぐに価格がアップしていていてもその価格が支払いに適用されることはない。しかし、ほんとうにIT商品は生ものと同じなんだと、しみじみ感じさせるできごとだった。

 購入したDCP-J582N は極めて快適に使える。設定も付属光学メディアを使ってものの10~15分程度で終了した。印刷じたいは速度は遅いし、コントラストも弱いが、実用性は十分である。7680円という価格を考えれば、まったく不満は感じない。複合プリンタにもはや印刷のきれいさや速度は求めない。最低限の機能があればそれでよい。あとはこのDCP-J582Nがどの程度の耐久性を持っているかだが、その価格を考えれば、数年使えれば十分だろう。性能を求めない割り切った設計なので、意外と耐久性は高いかもしれない。
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