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松田聖子は父親が2番目に怖い?一番こわいのは…… [松田聖子の歴史を動画で振り返る]

 父親が登場するトークが、もう1つある。「瞳はダイヤモンド」の話題が出ていて、セットがこたつになっているので、時期は1983年12月頃だろうか。舞台は「欣ドン」だ。ここで、欣ドン一家に招かれる形で来訪した松田聖子が質問に答えている。好きな曲ベスト3は?、好きな食べ物ベスト3は?と聞かれて、最後に「怖いものベスト3は?」とたずねられる。
 このとき松田聖子は、3位が地震で、2位が父親、1位が「なんと言っても週刊誌」だと答えている。答える際には、「父親はやっぱり怖いですね」と語り、「けっこうね、うるさいんですよ」とちょっと顔をしかめながら片目をつぶって世間話をするように話している。蛇足だが、右側の片目をつぶって話すのは彼女は得意で、歌うときや失敗したときにもよく右側の目をつぶって完璧なウインク状態になっている。左目を引き込まない完璧なウインク状態は最初から彼女はできていたのだと思われる。
 こうやって父親がうるさいと顔をしかめて語った後、「あ、見てるから…」と言って正面のカメラに向かってわざと笑顔を作って父親の機嫌を取るように笑いかけている。ここで萩本欽一が
 「僕もお父さんにあったことあるけど、おとなしそうな人だったよ…」と言うと、聖子は
「あはははー、そうですねー」と言って笑い転げる。彼女は萩本欽一が父親に会ったことがあったのを忘れていたようだった。ということは、何か萩本欽一が出ている別の番組に、父親と一緒に聖子は出演していたんだろう。それがなんであったのかは判明していない。

お父さんが怖い.JPG


 萩本欽一は「そうだよー。」と言う。聖子は「そうなんですよ、人前では、良いんですよ」
 萩本欽一はさらに「なんだか優しそうなお父さんよ。お父さんとは、あんまり会わないでしょ?」
 聖子は「そうですね。夜中に帰りますでしょ、そうすると階段の上り方が悪いって言うんです」
 萩本欽一「それ、どういう言い方なの?(優しいのか、怒ったように言うのか)」
 聖子は身振りを交えながら真顔で、「も-、階段上ると○×■□?※○×■□?※○×■□?※」と、久留米弁で父親が怒る様子をトレースする。萩本欽一は「何だかわかんねぇや」でこの部分のやりとりは終了する。
 この当時、父・孜氏は厚生労働省の外郭団体に勤務し、東京へ勤務地が変わっていて彼女と一緒に住んでいたのではないかと思われる。「思ったら後には引かない性格」だと自ら語る聖子だが、父親には頭が上がらなかったようだ。
 この後のやりとりで聖子は「1番怖いのは、やっぱり週刊誌ですね」と答えている。このときの言い方があえて声を低くして断定的に語っていること、そして「週刊誌」と語った後に会場内から同意の笑いが起きていることなどから、その当時の週刊誌のスキャンダル報道が過熱していた状況が垣間見られる。
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